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ビットコインの単位「サトシ(sats)」とは|1BTC=1億satoshiとmBTCの換算表

結論
ビットコインの最小単位は「サトシ(satoshi、略称sats)」で、1BTC=100,000,000サトシ(1億sats)です。 つまり1サトシは0.00000001 BTC。少額で買った人が画面で見る「0.00042000 BTC」や「42,000 sats」は同じ金額の別表記にすぎません。BTCの下には mBTC(ミリビットコイン)・μBTC(マイクロビットコイン)・bits・sats という単位が並び、すべて10のべき乗でつながっています。この記事では、その換算表と読み方、そして近年 sats 建て表示が増えている理由までを一本で解説します。
この記事のポイント
- 1BTC = 100,000,000 satoshi(1億sats)= 最小単位は1サトシ = 0.00000001 BTC。
- mBTC=1/1,000 BTC(10万sats)、μBTC=bits=1/1,000,000 BTC(100sats)。
- ブロックチェーン上の金額は内部的にすべて「整数のサトシ」で記録されている。
- 価格上昇で小数が読みにくくなり、少額を直感的に扱える「sats建て」表示が増えている。
サトシ(satoshi)とは
サトシは、ビットコインを細かく分割したときの最小単位です。名前はビットコインの生みの親とされる匿名の人物「Satoshi Nakamoto(サトシ・ナカモト)」に由来します。ビットコインそのものの仕組みはビットコインとは何かで解説していますが、要点は「1BTCはさらに細かく割れる」という点です。「BTC」という表記そのものの読み方・単位の全体像はBTCとは?単位・読み方・サトシを解説でまとめています。
重要なのは、ビットコインのプログラム内部では金額をBTCではなく整数のサトシで扱っていること。0.5 BTCは内部的には「50,000,000サトシ」という整数で記録されます。小数の丸め誤差を避けるための設計で、私たちが見る「BTC表示」は人間が読みやすいように換算された結果にすぎません。
1BTCは何サトシ?基本の換算
暗記すべきは1つだけです。
- 1 BTC = 100,000,000 sats(1億サトシ)
- 1 sat = 0.00000001 BTC(小数点以下8桁)
ビットコインは小数点以下8桁まで分割できます。これが現時点での最小単位で、それより細かい単位は通常のオンチェーン取引では扱えません(後述のライトニングは例外的に扱えます)。
単位の換算表(mBTC・μBTC・bits・sats)
BTCとサトシの間には、いくつかの中間単位があります。取引所やウォレットによって表示が異なるため、まとめて把握しておくと迷いません。
| 単位 | 読み方 | BTC換算 | サトシ換算 |
|---|---|---|---|
| BTC | ビットコイン | 1 BTC | 100,000,000 sats |
| mBTC | ミリビットコイン | 0.001 BTC | 100,000 sats |
| μBTC / bits | マイクロビットコイン / ビッツ | 0.000001 BTC | 100 sats |
| sat | サトシ | 0.00000001 BTC | 1 sat |
読み替えのコツは「桁を3つずつ動かす」こと。1 BTC → mBTCで千倍(3桁)、mBTC → μBTC(bits)でさらに千倍(3桁)、そして1 bit = 100 sats です。なお「bits」はBIP 176(2017年提案)で「100サトシ=1 bit」として標準化された呼称ですが、現在の実務では後述の通り「sats」の方が広く使われています。
具体例で単位換算を体感する
数字だけだと感覚がつかみにくいので、具体的な金額で見てみましょう(価格は説明用の仮定値で、実際のレートは常に変動します)。
- 0.001 BTC = 1 mBTC = 100,000 sats
- 0.0005 BTC = 0.5 mBTC = 500 bits = 50,000 sats
- 0.00001 BTC = 10 bits = 1,000 sats
- 数千円ぶんの少額購入 → BTC表示だと「0.0003…」と0が並ぶが、sats表示なら「約30,000 sats」と読みやすい
少額から始める手順そのものは少額でビットコインを買う方法にまとめています。まず単位に慣れておくと、購入画面で桁を1つ間違える事故を防げます。
なぜ「sats建て」表示が増えているのか
近年、ウォレットや一部サービスで金額を「sats」で表示する動きが広がっています。理由は主に3つです。
- 価格上昇で小数が読みにくくなった — 1BTCが高額になるほど、日常的な少額は「0.00004200 BTC」のように0が続き、桁を数え間違えやすくなります。「4,200 sats」なら整数で直感的です。
- 心理的なハードル — 「1BTCは高くて買えない」と感じる人も、「サトシ単位なら誰でも持てる」と伝わりやすい。BTCの一部を保有していることを実感しやすくなります。
- 少額決済(マイクロペイメント)との相性 — ライトニングネットワークのような少額・高速送金では、そもそも扱う金額がサトシ規模。ライトニングでは1サトシより細かい「ミリサトシ(msat)」まで内部的に扱われます。
つまりsats建ては「ビットコインを日常のお金として使う」流れと連動した、実用上の表示切り替えといえます。
単位の取り違えに注意
送金や購入の際に BTC建てとsats建てを混同すると、桁が100倍・1万倍ずれた金額を送ってしまう恐れがあります。送金アドレスと同様、金額と単位は毎回必ず確認してください。また本記事は単位の教育を目的とした解説であり、投資助言ではありません。暗号資産は価格変動が大きく元本割れの可能性があります。売買の判断はご自身の責任で、最新のレート・手数料は各取引所の公式情報で確認してください。
よくある質問
Q. 1サトシはいくらですか? A. 円換算は1BTCの価格に連動して常に変わります。「1BTCの日本円価格 ÷ 1億」で1サトシの目安が出ます。正確な数値は取引時点のレートを公式で確認してください。
Q. サトシより小さい単位はありますか? A. 通常のオンチェーン取引ではサトシ(0.00000001 BTC)が最小です。ただしライトニングネットワークの内部では、1サトシの1000分の1にあたる「ミリサトシ(msat)」まで計算に使われます。
Q. 「sats」と「bits」はどちらを使えばいい? A. どちらも小額を表す単位ですが、現在は「sats(1サトシ単位)」の方が主流です。bits(=100 sats)はBIP 176で標準化された呼称で、一部ウォレットで使われています。
Q. なぜ内部はサトシで管理されているの? A. 小数計算による丸め誤差を避けるためです。整数で扱えば「割り切れない端数」の問題が起きず、送金額を正確に一致させられます。
参考・出典
- Satoshi (unit) — Bitcoin Wiki)
- BIP 176: Bits Denomination — bips.dev
- How Many Satoshis Are in a Bitcoin? — Swan Bitcoin
- How many satoshis are in a bitcoin? — River Learn
- Units & symbols — Bitcoin Design Guide
投資にあたっての注意
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。ビットコインは価格変動やハッキング、紛失等のリスクがあります。投資判断はご自身の責任で、余裕資金の範囲で行ってください。本記事は公開時点の公開情報に基づきます。最新の数値・制度は一次情報をご確認ください。
Sources
よくある質問
- 1サトシはいくらですか?
- 円換算は1BTCの価格に連動して常に変わります。「1BTCの日本円価格 ÷ 1億(100,000,000)」で1サトシの目安が算出できます。正確な数値は取引時点の公式レートで確認してください。
- サトシより小さい単位はありますか?
- 通常のオンチェーン取引ではサトシ(0.00000001 BTC)が最小単位です。ただしライトニングネットワークの内部計算では、1サトシの1000分の1にあたる「ミリサトシ(msat)」まで扱われます。
- 「sats」と「bits」はどちらを使えばいいですか?
- どちらも少額を表す単位ですが、現在は1サトシ単位の「sats」が主流です。bits(=100 sats)はBIP 176で標準化された呼称で、一部ウォレットで使われています。
- 1BTCは何サトシですか?
- 1BTC=100,000,000サトシ(1億sats)です。逆に1サトシ=0.00000001 BTCで、ビットコインは小数点以下8桁まで分割できます。
本記事は情報提供のみを目的とし、投資・金融・取引の助言ではありません。価格は参考値で古い場合があります。投資判断はご自身の責任で。