歴史
ビットコインの価格推移|過去10年の年表データ(2016〜2026年)

結論:430ドル台(2016年)から12万ドル台(2025年)へ、2026年7月時点は6万5,000ドル前後
ビットコインの価格は、2016年年初の約434ドルから2025年10月に史上最高値(ATH)約12万6,198ドルを記録するまで、10年間でおよそ290倍に上昇しました。ただし一直線ではなく、2018年に約-76%、2022年に約-65%という大きな下落も経験しています。2026年7月23日時点では約6万5,000ドル前後で推移しており、2025年10月のATHからは調整が続いています。
この記事のポイント
- 過去10年で複数の強気相場サイクル(2017年・2021年・2024〜2025年)とそれぞれの終わりの弱気相場を経験
- 半減期(2016・2020・2024年)は価格そのものを直接動かすものではないが、供給ペースが変わる節目として毎回価格変動と重なってきた(詳しくは半減期とは)
- 2024年1月の米現物ETF承認は機関投資家の資金流入を広げる転機になった
- 数字は取引所・集計元によって数十〜数百ドルの誤差があるため「約」「およそ」表記。過去の値動きは将来を保証しない

年別の価格推移(2016〜2026年)
年初・年末の価格は複数の集計元(in2013dollars.com、CoinDesk、Wikipediaなど)の年境界スナップショットに基づく目安です。取引所によって数十〜数百ドルの差があります。
| 年 | 年初の目安(USD) | 年末・直近の目安(USD) | 主な出来事 |
|---|---|---|---|
| 2016 | 約434ドル | 約960〜998ドル(+約125%) | 7/9 2度目の半減期(25→12.5 BTC) |
| 2017 | 約998ドル | 約1万2,993〜1万3,657ドル | 12/17 当時のATH 約1万9,783ドル |
| 2018 | 約1万3,657ドル | 約3,700〜3,850ドル(約-76%) | 2月 約2週間で半値。12/7 約3,300ドルまで下落 |
| 2019 | 約3,844ドル | 約7,200ドル | 7/1 一時1万599ドルまで上昇後に反落 |
| 2020 | 約7,200ドル | 約2万9,374ドル | 3/12-13 コロナショックで急落。5/11 3度目の半減期(12.5→6.25 BTC)。11/30 新ATH 約1万9,850ドル |
| 2021 | 約2万9,374ドル | 約4万6,000〜4万7,687ドル | 4/14 ATH 約6万4,800ドル。9月 エルサルバドルが法定通貨採用。11/10 当時のATH 約6万9,000ドル |
| 2022 | 約4万7,687ドル | 約1万6,600〜1万6,700ドル(約-65%) | 5〜6月 Terra/LUNA崩壊・Celsius凍結。11月 FTX破綻で1万5,700ドル台まで下落 |
| 2023 | 約1万6,625ドル | 約4万4,000〜4万4,200ドル(約+165%) | 現物ETF承認への期待から緩やかに回復 |
| 2024 | 約4万4,167ドル | 約9万4,000〜9万4,420ドル(約+114%) | 1/10-11 米SECが現物ETF承認・取引開始。3月 新ATH 約7万3,664ドル。4/19-20 4度目の半減期(6.25→3.125 BTC)。12/5 初の10万ドル突破 |
| 2025 | 約9万4,420ドル | 約8万7,000〜8万8,732ドル | 10/6 新ATH 約12万6,198ドル(サイクル最高値)。11月に調整局面入り |
| 2026(年初来) | 約8万8,732ドル | 約6万5,000ドル前後(2026年7月23日時点) | 2025年10月ATH以降の調整が継続。年初来で約-25〜-27% |
2016〜2017年:2度目の半減期と最初の強気相場
2016年7月9日、ブロック420,000で2度目の半減期が発生し、ブロック報酬は25 BTCから12.5 BTCに半減しました。年前半は低迷が続いていましたが、年末にかけて回復し、2016年は約434ドルから約960〜998ドルへとおよそ2倍以上に上昇しました。
2017年は最初の本格的な強気相場になりました。3月に2013年の高値を更新すると、5月に2,000ドル、9月に5,000ドルを突破。12月17日には当時のATH約1万9,783ドルを記録しましたが、直後の12月22日には24時間で約3分の1を失う急落を見せ、年末は約1万2,993〜1万3,657ドルまで押し戻されました。
2018〜2019年:弱気相場、約-76%の下落
2018年は典型的な弱気相場でした。2月5日までのわずか16日間で価格はほぼ半減して7,000ドルを割り込み、12月7日には一時3,300ドルを割り込みました。前年高値からの下落率は約76%に達し、年末は約3,700〜3,850ドルで着地しています。
2019年は7月1日に一時1万599ドルまで戻す場面がありましたが、下期は失速し、年末は約7,200ドルで終えました。
2020〜2021年:コロナショックから最初の6万ドル台へ
2020年3月12〜13日、新型コロナウイルスによる世界的な市場の混乱の中で「ブラック・サーズデー」と呼ばれる急落が発生し、価格は1〜2日でほぼ半減しました。その後5月11日に3度目の半減期(12.5→6.25 BTC)を迎え、7月に約1万944ドルまで回復。11月30日には2017年末の高値を上回る新ATH約1万9,850ドルを記録し、年末は約2万9,374ドルまで上昇しました。
2021年はさらに強い相場になりました。2月16日に5万ドル、4月14日に約6万4,800ドルのATHを記録した後、5月の中国での採掘規制強化を機に3万ドルまで急落。なお同年9月、エルサルバドルが世界で初めてビットコインを法定通貨として採用しています。その後10月に初の先物ETF(ProShares BITO)が上場する中で再び上昇し、11月10日には当時のATH約6万9,000ドルを記録しました。年末は約4万6,000〜4万7,687ドルまで反落しています。
2022〜2023年:FTX破綻と最大の下落年、そして静かな回復
2022年は2018年以来最悪の年になりました。1月に前年高値から半値近くまで下落した後、5月にTerra/LUNAの崩壊、6月にCelsius Networkの出金凍結でそれぞれ急落。極め付けは11月のFTX破綻で、価格は1万5,700ドル台まで沈み、暗号資産市場全体の時価総額も8,000億ドルを割り込みました。年間の下落率は約-65%です。
2023年は一転して静かな回復の年でした。1月に2万ドル、2月に2万5,000ドルを回復し、年末には現物ETF承認への期待を背景に約4万4,000〜4万4,200ドル(年間約+165%)まで戻しました。
2024〜2025年:現物ETF承認、4度目の半減期、そして12万ドル台へ
2024年1月10日、米SECが11本のビットコイン現物ETFを3対2の賛成多数で承認し、翌1月11日から取引が始まりました(BlackRockのIBIT、FidelityのFBTCなど)。3月5日には2021年11月以来となる高値更新を果たし、3月13日には新ATH約7万3,664ドルへ。4月19〜20日には4度目の半減期(6.25→3.125 BTC)を迎え、12月5日には史上初めて10万ドルを突破しました。年末は約9万4,000〜9万4,420ドル(年間約+114%)で終えています。
2025年は8月半ばに約12万4,000〜12万4,500ドルの高値をつけた後、10月6日に史上最高値の約12万6,198ドルを記録しました。ただし4月には米国の関税政策を巡る世界的な市場混乱で一時7万5,000〜7万9,000ドル前後まで下落する場面もあり、10月のATHの後も11月には調整局面入りしています。年末は約8万7,000〜8万8,732ドルまで落ち着きました。
2026年:調整が続く展開
2026年に入ってからは、2025年10月のATH以降の調整局面が続いています。CoinGecko・CoinDeskの実測データでは、2026年7月22〜23日時点で約6万5,000〜6万6,100ドルで推移しており、年初(約8万8,732ドル)からは約-25〜-27%の水準です。これは観測された実測データであり、今後の値動きを予想・保証するものではありません。
Mt.Gox事件(2014年)は本記事の対象期間外
本記事は2016〜2026年の価格推移を扱っています。それ以前、2014年に発生した取引所Mt.Goxの破綻・約85万BTC消失事件についてはマウントゴックス(Mt.Gox)事件とはで解説しています。
よくある質問
Q. ビットコインの過去10年間で最高値はいくらでしたか? A. 直近の史上最高値(ATH)は2025年10月6日に記録した約12万6,198ドルです。それ以前は2021年11月10日の約6万9,000ドル、2017年12月17日の約1万9,783ドルが、それぞれの強気相場サイクルのピークでした。詳しくはビットコインの過去最高値(ATH)とはを参照してください。
Q. なぜ年によって価格の変動幅がこれほど大きいのですか? A. 半減期による供給ペースの変化、現物ETF承認のような制度面の転機、Mt.GoxやFTXのような取引所の破綻、金利や関税といったマクロ経済要因など、複数の要因が重なって強気相場・弱気相場のサイクルを作ってきました。個々の要因についてはビットコインの価格が動く理由で解説しています。
Q. この記事の数字は将来の値動きを予測するものですか? A. いいえ。本記事は過去の実績データを整理した情報提供であり、将来の価格を予測・保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
Q. 掲載されている価格はどこまで正確ですか? A. 取引所や集計元(CoinGecko、CoinDesk、Wikipediaの年表など)によって数十〜数百ドルの差が生じることがあるため、本記事では「約」「およそ」という表記で目安として掲載しています。正確な数字は本文末尾の出典元でご確認ください。
参考・出典
- History of bitcoin — Wikipedia
- Bitcoin Price Chart and Tables — in2013dollars.com
- CNBC(2020年3月13日):Bitcoin loses half of its value in two-day plunge
- Forbes(2021年11月10日):Bitcoin Hits Latest All-Time High Close To $69,000
- CoinDesk(2022年11月17日):FTX Collapse Leaves Total Crypto Market Cap Under $800B
- SEC.gov(2024年1月10日):Statement on the Approval of Spot Bitcoin ETPs
- Bloomberg(2024年3月5日):Bitcoin Surges to Record High for First Time Since November 2021
- Bitcoin.com News(2024年4月):Halving Milestone: Block 840,000 Mined
- The Digital Chamber(2025年10月):Bitcoin Surges Past $126,000
- CoinDesk(2025年11月18日):BTC Correction Mirrors April Drop
- CoinDesk:Bitcoin price today, BTC to USD live(2026年7月24日時点で取得)
投資にあたっての注意
本記事は過去の価格データを整理した情報提供であり、投資助言ではありません。暗号資産の価格は変動が大きく、過去の値動きは将来の成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で、余裕資金の範囲で行ってください。
関連記事:ビットコインの歴史とは・ビットコインの過去最高値(ATH)とは・ビットコインの価格が動く理由・半減期とは・ビットコインは今どうなってる?
Sources
- History of bitcoin — Wikipedia
- Bitcoin Price Chart and Tables — in2013dollars.com
- Bitcoin loses half of its value in two-day plunge — CNBC (2020-03-13)
- Bitcoin Hits Latest All-Time High Close To $69,000 — Forbes (2021-11-10)
- FTX Collapse Leaves Total Crypto Market Cap Under $800B — CoinDesk (2022-11-17)
- SEC statement on the approval of spot Bitcoin ETPs — SEC.gov (2024-01-10)
- Bitcoin Surges to Record High for First Time Since November 2021 — Bloomberg (2024-03-05)
- Halving Milestone: Block 840,000 Mined — Bitcoin.com News (2024-04)
- Bitcoin Surges Past $126,000: Record-Breaking Rally Continues into October — The Digital Chamber (2025-10)
- BTC Correction Mirrors April Drop as 2025 Buyers Fall Into the Red — CoinDesk (2025-11-18)
- Bitcoin price today, BTC to USD live — CoinDesk (fetched 2026-07-24)
FAQ
- ビットコインの過去10年間で最高値はいくらでしたか?
- 直近の史上最高値(ATH)は2025年10月6日に記録した約12万6,198ドルです。それ以前は2021年11月10日の約6万9,000ドル、2017年12月17日の約1万9,783ドルが、それぞれの強気相場サイクルのピークでした。
- なぜ年によって価格の変動幅がこれほど大きいのですか?
- 半減期による供給ペースの変化、現物ETF承認のような制度面の転機、Mt.GoxやFTXのような取引所の破綻、金利や関税といったマクロ経済要因など、複数の要因が重なって強気相場・弱気相場のサイクルを作ってきました。
- この記事の数字は将来の値動きを予測するものですか?
- いいえ。本記事は過去の実績データを整理した情報提供であり、将来の価格を予測・保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
- 掲載されている価格はどこまで正確ですか?
- 取引所や集計元(CoinGecko、CoinDesk、Wikipediaの年表など)によって数十〜数百ドルの差が生じることがあるため、本記事では「約」「およそ」という表記で目安として掲載しています。正確な数字は本文末尾の出典元でご確認ください。
本記事は情報提供のみを目的とし、投資・金融・取引の助言ではありません。価格は参考値で古い場合があります。投資判断はご自身の責任で。