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ビットコインの送金が着金しない・未承認のままの原因と対処(RBF/CPFP)
結論:未承認の主因は「手数料が安すぎる+mempool混雑」。多くはRBFかCPFPで前に進められる
ビットコインを送ったのに相手に着金しない、いつまでも「未承認(unconfirmed / 0 confirmations)」のまま——その大半は支払った手数料(feerate)が低く、混雑したメモリプール(mempool)で順番待ちになっているだけです。まず落ち着いて状況を確認しましょう。
この記事のポイント
- 未承認の主因は手数料不足とネットワーク混雑。残高が消えたわけではない
- mempool.space などのブロックエクスプローラーでトランザクションIDを検索すれば状態がわかる
- 送信者は RBF(Replace-By-Fee)、受信者は CPFP(Child-Pays-For-Parent) で手数料を上乗せして加速できる
- 同じ資金を別アドレスに送り直すなど、二重支払いを誘発する操作は避ける
なぜ止まるのか
ビットコインの送金は、まず未承認の取引としてmempool(未承認取引の待合室)に入ります。マイナーは手数料の単価(sat/vB:仮想バイトあたりのサトシ)が高い取引から優先してブロックに取り込むため、単価が低い取引は混雑時に後回しになります。詳しくはメモリプール(mempool)とは?とビットコインの手数料の仕組みを参照してください。
まず状態を確認する
- ウォレットで送金のトランザクションID(TXID)をコピーする
- mempool.space などでTXIDを検索する
- 「Unconfirmed」なら未承認、ブロック高(block height)が付いていれば承認済み
支払ったfeerateと、現在ブロックに取り込まれている水準を見比べれば、安すぎて滞留しているのか判断できます。
加速する方法
| 手段 | 誰が使う | 仕組み |
|---|---|---|
| RBF(Replace-By-Fee, BIP125) | 送信者 | 未承認の取引を、より高い手数料の版で置き換える |
| CPFP(Child-Pays-For-Parent) | 受信者 | 届いた未承認の出力を使う「子」取引に高い手数料を付け、親ごと取り込ませる |
近年のBitcoin Coreでは未承認取引は基本的に置換可能(full-RBF)として扱われますが、実際にRBF/CPFPできるかは使っているウォレットの対応次第です。「手数料を上げる」「Bump fee」「Accelerate」といったボタンがあれば利用できます。
やってはいけないこと
- 同じ資金を別の送金で送り直す(残高が二重に出ているように見えても、二重支払いになり混乱の元)
- 未承認のまま「キャンセルできた」と思い込む。0承認の取引は理論上まだ覆る可能性があり、受取側は承認を待つべきです
- 焦って何度も再送する
なお、低手数料の未承認取引が長期間取り込まれないと、ノードのmempoolから自然に消える(drop / expire)ことがあります。その場合、資金は送信元アドレスに残ったままで失われません(資金を見失ったときはビットコインを紛失したらどうなる?も参照)。送金の基本はビットコインの送り方、承認の数え方はビットコインの承認(confirmation)とは?を合わせて確認してください。
よくある質問
未承認のビットコインは消えてしまいますか?
いいえ、残高が消えるわけではありません。手数料が低い取引はmempoolで滞留し、長期間取り込まれないとノードから削除されることがありますが、その場合は送信元アドレスに資金が戻った状態になります。
RBFとCPFPの違いは何ですか?
RBFは送信者が未承認の取引そのものを高手数料の版に置き換える方法(BIP125)、CPFPは受信者が受け取った未承認の出力を使う子取引に高い手数料を付け、親取引ごとマイナーに取り込ませる方法です。
着金しないとき、同じ相手にもう一度送るべきですか?
いいえ。まずブロックエクスプローラーで状態を確認してください。重複送金は二重支払いや想定外の出費につながります。承認を待つか、RBF/CPFPでの加速を検討します。
参考・出典
- BIP125: Opt-in Full Replace-by-Fee Signaling — bitcoin/bips
- Replace-by-fee (RBF) — Bitcoin Optech
- Child pays for parent (CPFP) — Bitcoin Optech
- mempool.space FAQ
投資にあたっての注意
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。ビットコインは価格変動やハッキング、紛失等のリスクがあります。投資判断はご自身の責任で、余裕資金の範囲で行ってください。税制・規制は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式の一次情報をご確認ください。
Sources
FAQ
- 未承認のビットコインは消えてしまいますか?
- いいえ、残高が消えるわけではありません。手数料が低い取引はmempoolで滞留し、長期間取り込まれないとノードから削除されることがありますが、その場合は送信元アドレスに資金が戻った状態になります。
- RBFとCPFPの違いは何ですか?
- RBFは送信者が未承認の取引そのものを高手数料の版に置き換える方法(BIP125)、CPFPは受信者が受け取った未承認の出力を使う子取引に高い手数料を付け、親取引ごとマイナーに取り込ませる方法です。
- 着金しないとき、同じ相手にもう一度送るべきですか?
- いいえ。まずブロックエクスプローラーで状態を確認してください。重複送金は二重支払いや想定外の出費につながります。承認を待つか、RBF/CPFPでの加速を検討します。
本記事は情報提供のみを目的とし、投資・金融・取引の助言ではありません。価格は参考値で古い場合があります。投資判断はご自身の責任で。